同志社大学 グローバルスタディーズ研究科 M1リ
Q1:なぜピューズのインターンに応募しようと思いましたか?
京都留学生センターが主催した「留学生向けインターンシップ説明会」に参加した際、初めて株式会社ピューズを知りました。担当者から企業の事業内容や「企画」というインターンシップでの業務について説明を受ける中で、ぜひ参加し、現場を自分の目で見て体験してみたいという思いが強まりました。
私はこれまで、中国において新エネルギー分野の企業で1年間、ブランドプロモーションとして勤務し、社内外の関係者と連携しながらPR活動を主導してきました。これらの経験を通じて、BtoB領域における業務上の課題を深く理解したいと考えるようになりました。そうした中で、日本のメーカー業界における実務に触れ、特に株式会社ピューズのブランド理念や製品特性を伺い、大きな関心を抱いております。
Q2:参加する前に不安や心配はありましたか?
仕事内容や専門用語、自分のコミュニケーション能力について心配していました。特に、担当者の説明をうまく理解できなかったり、意味を取り違えたりしてしまうのではないかと不安でした。そして、無駄な作業をして効率が下がるのではないかと思っていました。
ですが、実際に参加してみると想像より難しくなく、三田さんの説明は分かりやすくて優しかったので、不安はすぐになくなりました。また、課題の企画に取り組む前に三田さんが導入をしていただきました。例えば、ゲームを使って考えたり、良い企画の事例を参考にしたり、身近なブランドイメージを思い浮かべたりすることで、企画をスムーズに進めることができました。
Q3:印象に残ったワークや活動は何ですか?
「市場調査」が一番印象に残ったワークです。これまで市場調査を経験したことがなかったので、最初は「もし誰も来てくれなかったらどうしよう」と心配していました。特に今回はオフィスビル内での調査だったため、忙しい会社員の方々が本当に体験してくれるのか、不安がありました。また、自分の日本語がうまく伝わらず、相手に理解してもらえなかったらどうしよう、という心配もありました。
しかし、実際には予想以上に多くの方が来てくださり、合計で40人ほどにアンケートに答えていただきました。皆さんとても優しく、質問に丁寧に答えてくれただけでなく、体験後に感想や意見もたくさん共有してくださいました。特に、自分では考えつかなかった新しい視点や貴重なアドバイスをいただけたことは大きな収穫でした。
例えば、体が不自由な方からは「車体の高さが少し高くて、乗り降りのときに怖い」といった意見をいただきました。こうした具体的な指摘は今後の製品改良にとても役立ち、調査の価値をさらに高めてくれたと思います。
Q4:このインターンを通じて得られた学びや気づきは?
また、市場調査の準備段階における分担や、調査当日の現場での役割分担についても、チームワークを通して決めることができました。各メンバーの得意な部分や挑戦したい部分を活かしながら分担することで、効率よく活動できたと思います。
さらに、製品を紹介する際には、事務棟での試乗会での声かけが重要でした。まず「こんにちは」と声をかけ、相手が立ち止まってくれたら「インターン生です!試乗体験会をやっています!」と続けて案内しました。一方で、急いで歩いている方には「またお願いします」と軽く声をかけるようにしました。このように、失礼にならないようにしながら人を引きつける工夫も、とても大切だと感じました。
Q5:将来のキャリアについて考えるきっかけになりましたか?
例えば、モビリティに関心のあるお客様とたくさん話をする機会がありました。その方は万博で見たモビリティやその価格について教えてくださり、私たちの製品と比較していました。実際に体験したときには「走行中の静かさ」が印象的で、万博の製品より優れていると評価してくださいました。また、価格についても市場相場を踏まえ、購入するなら「80~100万円が理想」と具体的に意見をいただきました。
自分の説明を通じて製品の良さを伝えられ、相手から肯定的な意見をもらえたことで、大きな達成感を感じました。この経験から、将来的には営業の方向に進むことも考えたいと思います。
Q6:これから、インターンに参加する学生に向けて一言は?
とても充実した一週間で、企画部の仕事である製品企画・市場調査・企業PRなどを一通り体験し、大きな成長につながりました。特に毎回の発表を通じて、日本語力を鍛えることができ、自信もつきました。企画に興味がある人や、人前で話す力を伸ばしたい人には、本当におすすめのインターンです!