産学連携

1. 産学連携の目的・意義

当社は、企業と大学・研究機関が協力して新しい価値を創造することを目指しています。産学連携を通じて、最新の学術研究や技術を取り入れることで、社会課題の解決や新しい製品・サービスの開発、地域社会への貢献を推進しています。また、未来を担う学生や若手研究者との交流を通じて、人材育成や多様な視点の導入にも取り組んでいます。
産学連携は以下を目的としています:

  • 最先端の知識や技術を活用してイノベーションを促進する
  • 社会・地域の課題解決に貢献する
  • 人材育成と多様な価値観の融合
  • より良い製品・サービスの開発
  • 持続可能な社会の実現

2. 主な連携先 取り組み事例

産学連携

2004 慶応義塾大学 「Eliica」開発支援

8輪のインホイールモーターを搭載した高性能電気自動車「Eliica」の開発に携わりました。各車輪にモーターを組み込むインホイールモーター方式を採用し、8基のモーターを個別に制御することで、合計約640kWの出力を実現。電気自動車ならではの高い加速性能を発揮し、最高速度370km/hを記録しました。ピューズは、車両の開発支援を行いました。

2013 千葉工業大学

千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター(fuRo)とピューズは、名刺サイズ(90mm×55mm)の小型モータ・ドライバ「fuRo Motor Driver」を開発しました。本製品は、パソコンとCANバスを接続することで、複数のセンサやモータを用いた制御システムを容易に構築できる小型制御ボードです。角度・速度・電流ベクトル制御やセンサ情報の取得など、さまざまな機能をCANバス経由のコマンドで簡単に利用できるライブラリも実装しています。「次世代ロボット共通基盤開発プロジェクト(NEDO)」の一環として、fuRoが開発を行い、ピューズが製作を担当しました。

2016 沖縄科学技術大学院大学

ピューズは、沖縄科学技術大学院大学(OIST)・ミサワホーム総合研究所と共同で、再生可能エネルギーを活用したバッテリー交換式EVシステムの研究開発に取り組みました。太陽光・風力発電で生み出した電力をEV用バッテリーに蓄電し、必要なときに交換して使用できる「スワップステーション」を開発。EVへの充電待ち時間を短縮するとともに、コミュニティ内で電力と移動に必要なエネルギーを効率的に活用する仕組みを実証しました。さらに、島しょ地域や電力インフラが十分でない地域、災害時などへの活用を見据え、交換式バッテリー、充電システム、EV、エネルギー管理システムの開発を進めました。

2025 東京大学

ピューズは、東京大学 藤本・清水・藤田・永井・郡司研究室と共同で、「自動運転車両と走行中給電の融合技術に関する研究」を開始しました。 EV分野で注目される走行中給電(Dynamic Wireless Power Transfer:DWPT)は、国内外で研究が進んでいますが、 自動運転技術と融合させた体系的な研究事例はこれまで確認されておらず、本共同研究は世界初の試みとなります。

2026 京都先端科学大学

定格の異なる複数電源の使い分けを可能とする電力パケット伝送技術を応用して、 特性の異なる多様な中古EV電池を組み合わせてエネルギバッファとして活用したEV用急速充電システムの開発を開始しました。 
当社は令和6年度「産学公の森」(「企業の森・産学の森」)推進事業の支援の下、 EV中古バッテリに一切手を加えることなくそのまま再利用することが可能なシステムの開発を行い、 EV用急速充電器の内蔵電源として問題無く機能することを確認しました。 一方、京都先端科学大学は電力伝送システムについて数々の研究実績を持ち、多様なバッテリで構成される蓄電システムの研究に取り組んでいます。 
これらの検証済みの要素技術を拡張し、より高速・大容量なシステムを構築するための技術を確立した上で、 EV用急速充電システムに対応し得る電力での動作を検証するというステップで研究開発を進めます。 中古EV電池をそのまま再利用することにより、安価なEV用急速充電システムが実現可能となりEVの普及拡大が期待されます。 
また、本研究で開発する電力パケット伝送システムは多様な直流電源及び負荷を接続することが可能なので、 EV中古バッテリのみでなく、太陽光発電や風力発電など多様な再生可能エネルギーで発電された電力を接続することにより、余剰電力の有効活用が期待できます。

2026 東北大学

2026 年5月1日に「ピューズ×東北大学 次世代モビリティ共創研究所」(以下「本研究所」)を東北大学青葉山キャンパス内に設置し、活動を開始しました。ピューズは、1999年に株式会社東京アールアンドデーのEV開発部門が独立して設立された、電動車両開発の先進企業です。独立系のエンジニアリング企業として、乗用車や建設機械、航空機など幅広いモビリティの電動化において、モータやインバータ、バッテリパックといった電動コンポーネントの開発を行ってきました。本研究所は次世代モビリティや電動コンポーネントの研究開発を加速することを目的とします。ピューズの得意とするパワーエレクトロニクス設計開発技術と東北大学の保有するパワーデバイス、パワーモジュールなどの最先端アカデミア知見を最大限活用して、低炭素社会の実現に貢献する次世代モビリティや電動コンポーネントの研究推進や研究探索に取り組みます。

人材育成・教育

インターンシップの開催

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国立米子工業高等専門学校

鳥取県の国立米子工業高等専門学校で、AI活用技術に関する出前授業を行いました。ピューズが開発を進める自動運転車両をテーマに、カメラやセンサが周囲の状況をどのように認識しているのか、AIがどのような判断を行っているのか、画像認識が自動運転に果たす役割について、具体例を交えながら紹介しました。また、画像認識技術は自動運転だけでなく、ゲームやスマートフォン、医療など、私たちの身近なさまざまな分野で活用されていることについても紹介しました。

3:研究分野・協力内容

当社は、モビリティ分野における最先端技術の発展と社会課題の解決を目指し、大学や研究機関と連携した様々な取り組みを進めています。
次世代モビリティ、エネルギーマネジメント、複合材研究など、幅広い分野での産学連携を通じて、安心・安全で持続可能な地域社会の実現に貢献しています。

共同研究・技術開発

  • 複合材研究、エネルギー伝送研究
  • 次世代電力変換技術開発、次世代モビリティ開発

人材育成・教育連携

  • セミナーやワークショップ共催、インターンシップ協力
  • 産官学による推進ネットワークの構築

社会・地域貢献

  • 交通空白などの地域課題解決をテーマとした共同プロジェクト
  • 環境保全への取り組み、循環型の地域活性化へ向けた共創活動

4.お問い合せ

産学連携に関するご相談や共同研究のご提案、ご質問などございましたらこちらまでお気軽にお問い合わせください。

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